「ドラゴンクエストⅥ~幻の大地~」感想・あらすじ。賛否両論のSFC最終作

ゲームレビュー
出典:ドラクエポータルアプリ

スーパーファミコン(DSでも後に発売)で1995年にエニックスから発売されたドラゴンクエストⅥ~幻の大地~がテーマです。

「ドラゴンクエストⅥ~幻の大地~」のあらすじ

主人公(決まった名前はないのでアルスとします)、ハッサン、ミレーユの三人が魔王ムドーの城に乗り込むことから物語はスタートします。

魔王の居所にたどり着くも怪しげな魔力により石に変えられてしまいます。

アルスが目覚めたのはライフコッドの村。

ターニアという妹と一緒に暮らしています。

ある日村長が儀式に必要な道具を麓の村シエーナ(DS版ではマルシェ)の職人から買ってくるように言われます。

無事にたどり着くもその職人はいません。

探していると大地に巨大な穴があいているところに。

そこには今にもその穴に落ちそうになっている職人がいました。

やさしいアルスはその職人を助けます。

しかし主人公は穴に落ちてしまいます。

落ちた先になんとまた世界がありました。

街に入ったものの透明人間になっているようで自分の姿は他の人には見えません。

街に出て北へ進んでいくと井戸が。

その井戸を覗き込んだら光とともに元の世界に戻ってきました。

シエーナで職人に儀式に必要な精霊の冠を作ってもらい、ライフコッドに戻ります。

儀式が行われた後、ライフコッド村に戻ったアルスは村長にそのことを打ち明けます。

その穴の向こう側に広がっていた世界は幻の大地とよばれるものだということが判明します。

そしてレイドック城に入るのに必要な通行許可証を手に入れます。

翌朝アルスは旅立ちレイドック城へ。

通行証を門番兵士に見せ街に入ります。

協会でお祈りをしようと協会に入るとそこには先客が。

屈強な戦士でハッサンというらしいです。

ハッサンは兵士になるためのテストを受ける前にお祈りをしてたらしいです。

アルスも参加することに。南の試練の塔に向かいます。

ハッサンより先に試練をクリアし兵士長に報告に戻ると兵士に採用されました。

中庭で馬車を引く馬を必要としている老人の頼みを聞き、馬探しに。

ハッサンが声をかけてきてハッサンが仲間になりました。

ハッサンと一緒に近くに居た白い馬を捕まえます。

白い馬はなつき、ファルシオンと名付け、ファルシオンと旅をすることに。

ハッサンも活躍が認められ兵士になりました。

王から最初の伝令が入り、真実を映し出すラーの鏡を見つけよとのこと。

アルスとハッサンの旅が始まります。

その後現実世界でミレーユという美しい女性の協力を経て透明人間から他の人から見える人間の姿に戻ります。

ミレーユが仲間になります。

定期船を使ってレイドックに行きます。

しかしアルスは疑われ城を追放されてしまいます。

その後夢の世界に戻り、助けた人からラーの鏡が封印されている月鏡の塔の情報と中に入るための鍵をゲットします。

そして現実世界の月鏡の塔へ。

等の中に赤髪の少女がいました。アルスたちは自分が透明の姿から戻るために使った雫をバーバラにふりかけます。

そうすると他の人のも見える人間の姿になりました。

その後無事にラーの鏡を見つけ、夢の世界のレイドック王のもとに戻ります。

しかし、その夜怪しげな光が空間を包み、レイドック王がなんと王女のような女性の姿になってしまいました。

女王が言うには地底魔城にムドーがいるとのことです。

ムドーと戦い弱ったところにラーの鏡を使います。

するとムドーの姿から王様の姿に。

なんと現実世界で寝ているレイドック王は夢の世界では魔王ムドーだっということが判明します。

王は後で来てくれという言葉を残して去ってしまいます。

夢の世界のレイドックに行くも王はいません。

バーバラの機転により王は現実世界のレイドックに戻ったのではないかということで現実世界に戻ります。

そこに王はいました。

王はゲント族が持つ神の船を貸してくれるように手紙を書いてくれました。

その手紙を持ってゲントの村の族長の元を訪れます。

しかし貸してくれません。

そこに孫のチャモロが。

チャモロは神の声を聞き、アルスたちに船を貸すように進言します。

そしてみんなでムドーの城に向います。

バーバラは船で待っているといいます。

バーバラを除く4人でムドーの城へ。

そしてオープニングの画面に。

ドラゴンを呼びムドーの城に侵入します。

進んでいくとハッサンの石像が置かれています。

いままで旅してきたハッサンは夢の世界のハッサンだったんですけど、そのハッサンがその石像に入り込み、真の姿と記憶を取り戻します。

彼は語ります。

自分がサンマリーノの大工の息子で、アルスとミレーユに旅先で知り合いムドーを倒すために旅をしてきたことを。

そしてムドーの元に殴り込みます。

ムドーは強かったです。

もう何度も死にそうになりましたが、なんとかムドーを撃破します。

しかし、魔物は依然として存在していて人々の生活を脅かしています。

アルスたちは現実世界のレイドックに戻り事の顛末を報告します。

そして自分探しの旅に出ることにします。

神の船を使って世界を回ってみることにします。

アルスたちは世界を回っていると魔王という存在がムドーだけじゃないことに気づきます。

そして次の魔王であるジャミラスを撃破します。

やがて人魚に出会い、水中に潜水艦のように潜ることができるマーメイドハープを手に入れ、その力を使って水中にいる魔王のグラコスを倒します。

グラコスが封印していたのは魔法都市カルベローナでした。

ここでバーバラの出生が判明します。

現実世界で魔王に滅ぼされたカルベローナ村の住民だったのです。

族長バーバレラはバーバラにマダンテの極意を授けることに成功します。

しかしその後魔王たちを束ねあげる大魔王に居所を突き止められ死んでしまいます。

アルスたちは更に旅を続け、伝説の4つの武器を集めます。

そして最後の魔王であり空中に浮かぶヘルクラウド城の主であるデュランと対決します。

デュランは強かったですがなんとかアルスたちはデュランを破ります。

ここで大魔王の名前がデスタムーアであることと、怪しげな魔術により4人の魔王のちからを持ってしても一切寄せ付けない超パワーを持っていることが判明します。

また、デュランの手先になっていたテリーは改心し、パーティーメンバーに加わりました。

ヘルクラウド城は天空城と呼ばれたクラウド城であり天空の民が住む城でした。

デュランを倒したために民は城に戻っていました。

天空城の長にことを報告します。

大魔王デスタムーアがいるのは現実世界でも夢の世界でもない狭間の世界と呼ばれる世界だということが判明します。

その世界に行くためにはペガサスのちからが必要だということで、天馬の塔に行きます。

屋上には以前のハッサンのような馬の石像が置いてありました。

その石像はいままでの旅でずっと馬車を引いてくれていたファルシオンにそっくりでした。

そこに魔王の手先が。

無事に倒し、ファルシオンとペガサスの石像は融合し、ペガサスのちからがファルシオンに備わります。

その後クラウド城に戻り、長から天馬の手綱を手渡されます。

ファルシオンのパワーがさらに活性化し、大魔王の住む世界・狭間の世界に行くことができるようになりました。

早速狭間の世界にやってきましたが、気力が出ません。

その街の住人エンデは最高の防具職人ですが、希望を失っていました。

アルスたちが現実世界からこの世界にやってきたという話をしても信じてくれません。

ならば証拠を見せてくれ、自分の住んでいた村ザクソンの自分の家にいる妻に会ってきてくれと言います。

引き受けたアルスたちは街の西にあるヘルハーブ温泉に行きます。

この温泉はダラダラしてしまう温泉ですが、アルスたちは最後の気力を振り絞り怠惰との戦いに勝利します。

流れるプールのような生暖かく気持ちいい温泉の流れに抵抗し、現実世界に戻ってきます。

そしてザクソンの村に行き、ふるびたパイプを手に入れます。

狭間の世界に戻りふるびたパイプをエンデに見せます。

エンデは希望を取り戻し、アルスたちも狭間の世界で本当の力を発揮することができるようになりました。

その後、欲望の街を通り抜け、牢獄の街の解放を手伝い、ついに大魔王デスタムーアの居城にたどり着くことに。

そして大魔王との最終決戦。

大魔王は形態を変えてはアルスたちを苦しめますが、総力を振り絞って大魔王を撃破することに成功します。

狭間の世界は大魔王が作り出した世界なので大魔王が死ねば崩れ去ります。

ペガサスのちからを使って狭間の世界から無事に抜け出すことに成功します。

その後世界を回ってみんなに平和が訪れたことを報告します。

しかし、夢の世界もまたデスタムーアが作り出した世界のために、その世界に存在していた人々は消えてしまいます。

夢の世界で出会った人々とは二度とあえなくなってしまうんです。

そしてラスト。

レイドック城でのダンスパーティー会場。

アルスはそこにバーバラの姿がないことに気づきます。

もしや!と思って場内を探します。

バーバラは玉座の前に立っていました。

すでに体は透明になっていて今にも消えてしまいそうです。

バーバラは今まで旅してきたことを楽しいと言い残して消えてしまいました。

それから年月は経ち、再び冒険したみんなが集まることに。

集まった場所は占い師の元です。

彼女の水晶玉を見る一同。そこには卵が映っていました。

やがてその卵が割れて輝く光が生まれたのでした。

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いろいろな作品の「あらすじ」を紹介。感想や考察も。

 「ドラゴンクエストⅥ~幻の大地~」の登場人物・キャスト

主人公(アルス):夢の世界ではライフコッド村の少年、現実世界ではレイドック国の王子

ハッサン:夢の世界では旅する武道家、現実の世界では大工の息子

ミレーユ:夢の世界では占い師、現実世界ではガンディーノの老夫婦の養女

テリー:夢の世界の描写はない。現実世界ではミレーユの弟、やがて度に出る。

チャモロ:夢の世界の描写はない。現実世界ではゲントの村の長老の孫。

バーバラ:夢の世界にのみ存在するカルベローナの村の住人。現実世界では肉体はすでに消滅し存在しない魂だけの生命体。

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「ドラゴンクエストⅥ~幻の大地~」のネタバレあり感想

個人的に好きな物語でした。

最初にやったドラクエであり最も好きなドラクエです。

まず設定が良いです。

夢と現実世界を行き来して旅をするという発想はなかなかでてこないと思います。

よくあるのはタイムスリップもの。

過去と未来と現実を行き来するというアイデアはすでに映画では山程ありますし、後にエニックスと合併することとなるスクエアと一緒に共同開発したクロノ・トリガーでもやっているネタです。

ドラクエでも7でこのアイデアが採用されています。

それに比べて6の夢の世界というのはあまり見かけないです。

そのため既存の作品よりもワクワクします。

ただ単にそういう設定だけじゃなくて、現実世界で寝ている人が夢見ているバザーの街が夢の世界にあったりと設定の妙をうまく生かしている部分もふんだんにあります。

ここに気づくとこの設定の素晴らしさや奥深さがわかるんじゃないかと思います。

ポイント1:夢の世界の正体

終盤で夢の世界が大魔王デスタムーアによって作られたということが明らかにされます。

しかし主人公一行の中に現実世界では死んでいて夢の世界でしか生きられないという仲間がいます。

大魔王を倒すことでしか世界は救えないし、平和はありえません。

でも大魔王を倒してしまおうと夢の世界は消滅し、その仲間も消えてしまい、永遠に会えなくなるという葛藤があります。

エンディング曲も相まって物哀しい感じをよく演出出来ていると思います。

ちなみにエンディング曲の曲名は時の子守歌というタイトルでどこか寂しさを感じさせながらもそれに抗うような盛り上がりを後半でみせる名曲であります。

ポイント2:転職システムがカギ

転職システムが味方を強化するためのメインシステムになります。

当時は戦闘回数をこなすことでパーティーメンバーが一律に覚えるという点が没個性化に繋がりあまり評判がよくなかったそうです。

確かにこの作品より以前に発売したスクエアのファイナルファンタジー5が同様のシステムを採用しており、しかも6よりもより洗練されていたため比較により評価が低かったものと思われます。

しかし個人的にはドラクエ6が人生で初めてのRPGだったのでそういう比較をすることなくこの転職システムを堪能しました。

努力次第で誰でも強くなるのは戦闘のしがいがあります。

さらに下級職をいくつか極めることで上級職への道が開かれたりとFF5にはないグレードアップ要素もありますし、ドラゴン、はぐれメタルといった強力な隠し職業もあったりして一からやり直すドラクエ3のようなタイプじゃない転職システムとして結構楽しめました。

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まとめ

夢と現実世界というアイデアがワクワクしますし、転職システムが面白いです。

ボスキャラにしても四天王というベタですがワクワクする存在も出てきますし、主人公が一体何者なんだろう?なんで夢の世界なんてものがあるんだろう?というような謎もあります。

先が知りたい、正体が知りたいという気持ちがそこにはあります。

一番好きなドラクエなのでもっと評価されてもいいんじゃないかと思います。

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