今回は「機動戦士ガンダムSEED」のあらすじ・ネタバレを紹介します。
「機動戦士ガンダムSEED」とは地球連合軍とZAFTの戦争を描いた作品。
戦争が始まって11か月がたった世界での出来事になります。
「機動戦士ガンダムSEED」のあらすじ
キラ・ヤマトは戦争に巻き込まれ、地球連合軍のモビルスーツのストライクガンダムのパイロットになってしまいます。
襲い掛かるZAFT軍の中にはかつての親友アスラン・ザラの姿があり、敵になってしまったアスランとの間で思い悩むキラのお話です。

「機動戦士ガンダムSEED」の登場人物・キャスト
地球連合軍の人物
- キラ・ヤマト
- トール・ケーニヒ
- ミリアリア・ハウ
- フレイ・アルスター
- サイ・アーガイル
- マリュー・ラミアス
- ムウ・ラ・フラガ
- ナタル・バジルール
ZAFT・プラント関係の人物
- アスラン・ザラ
- イザークジュール
- ディアッカ・エルスマン
- ニコル・アマルフィ
- ラウ・ル・クルーゼ
- ラクス・クライン
- アンドリューバルトフェルド
- パトリック・ザラ
オーブ首長国連邦所属の人物
- カガリ・ユラ・アスハ
- ウズミ・ナラ・アスハ
- キサカ
ブルーコスモス関係の人物
- ムルタ・アズラエル
- オルガ・サブナック
- クロト・ブエル
- シャ二・アンドラス

「機動戦士ガンダムSEED」のネタバレあり感想
ポイント1 親友との戦いに苦悩するキラ
物語の冒頭でキラ達が所属するヘリオポリスの工業カレッジにザフト軍が攻めてきます。
戦火から逃れるために、キラは最新鋭モビルスーツのストライクガンダムの中に避難し、地球連合軍に所属してアスラン達ザフト軍と戦闘を繰り広げていきます。
地球連合軍の軍艦アークエンジェルに乗り込んだキラ達一同は、宇宙から砂漠へ..海へと転々とし、ザフト軍と戦闘を繰り広げ打ち倒していきます。
キラはアスランの同僚のニコルを戦いの中で殺してしまい、またアスランもキラの親友のトールを殺してしまいます。
本当は戦いたくない二人も仲間を殺されたことで憎悪が心を支配し、本気の殺し合いを繰り広げます。
互いの名を叫びながらモビルスーツがボロボロになるまで死闘を繰り広げるキラとアスランの姿は圧巻です。
結局はアスランがモビルスーツを自爆させることで、キラのストライクを撃破し戦闘はアスランの勝利で終わりました。
といってもキラは死んでおらず、アスランも傷を負ったので勝負としては引き分けといったところだというのが私の感想です。
ポイント2 悟りを開き戦いを終わらせるための戦いを始める決意をするキラ
アスランにやられたキラはラクス・クラインという歌姫に保護されて、難を逃れます。
ラクスはプラント理事国家のお偉いさんの娘なので、キラの所属する地球連合軍にとっては大敵です。
ラクスにキラは何のために戦うのか?と問われキラは己の中に答えを探すことになります。
思い悩んだキラは戦いを止めるための力を欲し、ラクスはキラにザフト軍の最新鋭モビルスーツのフリーダムガンダムを託します。
その頃地球連合とザフト軍の戦いは苛烈さを増していき、地球とプラントの人々はお互いの憎悪を募らせていきます。
地球連合に見捨てられたアークエンジェルの仲間たちと合流し、キラとアークエンジェルのメンバーたちは戦争を終わらせるために、地球連合、ザフトとは別の立場の第3勢力として活動を開始します。
その頃地球連合軍の親玉、ブルーコスモスの盟主のムルタ・アズラエルが暗躍を始めます。
アズラエルはオーブ首長国連邦のマスドライバーを奪うために最新鋭モビルスーツでオーブに襲撃をかけるのでした。
最新鋭モビルスーツ、カラミティガンダム・フォビドゥンガンダム・レイダーガンダムにはオルガ、シャ二、クロトという3人の強化人間のパイロットが搭乗しています。
私はこの3人が作中で一番好きでして、ハチャメチャな性格をしながらも圧倒的な実力を誇る彼らのインパクトは絶大なモノでした。
キラはオーブでこの3人と戦うことになりますが、フリーダムガンダムを圧倒する程の力を持つこの3人にキラは次第に追い詰められていきます。
そこにフリーダムガンダム奪還の命を受けてキラを追ってきたアスランが現れます。
アスランはザフトの最新鋭モビルスーツジャスティスガンダムに乗っており、キラをもう目の前で失いたくないという気持ちが勝ったアスランはキラを守るために、強化人間たちとの戦いに加わります。
3対2となりオーブ上空で死闘を繰り広げた5人..どうにかこうにかオルガたちを追い払うことができ、キラとアスランは和解の握手をするのでした。
ポイント3 主張VS主張!怒涛の最終決戦
アスランが仲間に加わり、アークエンジェルのメンバーたちは本格的に戦争を止めるために行動を始めます。
宇宙に戻ったアークエンジェルは、フリーダムとジャスティスの破壊をもくろむアズラエルたちとの戦いを繰り広げます。
キラのかつての恋人のフレイ・アルスターがラウ・ル・クルーゼの手に落ち、ラウとフレイは行動を共にします。
ラウは人類に憎悪を抱いており、戦争を終わらせるためのカギと称して核ミサイルの情報をフレイを利用してアズラエルに手渡します。
アスランの父でありザフトの最高権力者のパトリック・ザラは地球連合軍への憎悪を募らせ、最終兵器ジェネシスを起動させ、プラントに襲い掛かる核ミサイルごと地球連合軍の艦隊を虐殺してしまいました。
事態は血みどろの最終戦争へと発展していき、地球連合もザフトもお互いを全滅させるために、禁断の兵器を応酬を開始します。
キラとアスランたちはこの戦争を止めるために死に物狂いで戦いを繰り広げ、ザフトのイザークの協力もあり、ブルーコスモスのクロト・オルガ・シャ二を撃破することに成功し、ムルタ・アズラエルもナタルとマリューの活躍により、宇宙の塵と成り果てました。
クルーゼはお互いを全滅させんと殺し合いを続ける人間たちを嘲笑うように、陰で戦闘を煽る行動をとっていきます。
アズラエルが死亡し、地球連動の艦隊にも壊滅的なダメージを与えることに成功しましたが、パトリック・ザラの憎悪は収まらず、地球の人間を全員抹殺するためにジェネシスの照準をワシントンに向けます。
ザラの暴走を止めるために部下の一人が反旗を翻し、その命を投げ捨ててザラを射殺します。
ザラは駆け付けたアスランの腕のなかで息絶えますが、最後の言葉は敵への憎悪に満ちたモノでした。
しかし、ジェネシスの発射タイマーは止まらずこのままでは地球が滅ぼされてしまいます。
カガリはアスランがジェネシスと共に死ぬつもりだということを看過し、アスランに生きることが闘いだと諭すことで、アスランの命を救ったのでした。
死ぬつもりだったアスランがカガリに説得されて、生きる道を選んだこのシーンは作中の中でも屈指の名シーンだと思います。
キラはラウ・ル・クルーゼの操縦するプロヴィデンスガンダムと最終決戦を行い、ラウの凶弾によってフレイの命を奪われてしまいます。
憎悪に身を委ねたキラはクルーゼと本気の殺し合いを行います。
この戦いは全ガンダム作品の中でも一位二位を争うほどの名バトルとなっており、人類への憎悪の言葉を吐きながらキラを追い詰めるラウと、ラウに言い返すことができなくても、自分のエゴを押し通しラウと互角に渡りあうキラの構図はみていて圧倒されました。
死闘の果てにラウは撃破され、ジェネシスの発射に巻き込まれてラウは宇宙の塵となって消滅しました。
しかし、ジェネシスの発射はアスランが乗り捨てたジャスティスガンダムの爆発によって途中で阻止され、地球は滅びずに済んだのです。
ボロボロになったフリーダムから投げ出されたキラを助けにいくためにアスランとカガリがキラの元まで駆け寄っていって、この物語はおしまいとなります。
とにかく壮大なスケールのお話で、登場するモビルスーツもかっこいいので一度視聴してみることをおすすめします。