ドラマ「JIN」あらすじ・感想。再放送で再人気!その魅力とは。

映画レビュー
出典:TBS

このゴールデンウィーク中に、10年ほど前に放送されていた「JIN」という漫画原作のドラマが再放送されていました。

このドラマは、大学病院の脳外科医がなぜか幕末の江戸時代にタイムスリップするというお話です。

2部に分かれていて、全部で20話以上の話ですが、リアルタイムでは、毎回楽しみにして視ていたので、今回はまあいいかと思って見ませんでした。

しかし、 他に見る番組もないのでチャンネルをあちこちとかけてみて、ついつい視てしまい引き込まれていきました。

確か、10年前、ドラマを視て原作本も何冊か買って読みました。

「JIN」のあらすじ

始まりは、顔面を殴打されたけが人が救急に運ばれてきたとこからです。

その患者を調べてみると、頭に腫瘍があって、あまり例がないらしいですが、その腫瘍は胎児様腫瘍で主人公が手術で切除しました。

患者が目覚めた時に、救急道具といくつかの薬を持って江戸時代に戻ろうとして非常階段のところまで行くところ、主人公の医師が捕まえようとして階段から落ちて、代わりにタイムスリップしてしまったとこから始まります。

主人公がついたのは、江戸時代の幕末で怪しまれて切られようとしたところを一人の侍に助けられます。

その時、侍がおった頭の傷をその家まで連れて行き、手術道具も何もない中、侍の傷を治してしまいます。

その家族からは怪しまれていましたが、その家族の中で娘がいるのですが、やがてその娘が主人公の理解者となり片腕となって後々女医にと成長していきます。

それから、 だんだん、町人、侍 など色々な人たちを現代医術を駆使して治療していきます。

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「JIN」の感動ポイント

一番感動したのはやはり、今、コロナ騒ぎで自宅に待機せざるを得ない毎日を私たちは過ごしていますので、江戸の町にコレラが流行り、それを主人公の南方先生が今でいう点滴をその当時の技術の範囲内で作り、治療していく姿でした。

それと、 ペニシリンをみかんのカビから作り出して、成功した場面です。

原作には出てきませんが、自分の恋人の”友永未来”の先祖かもしれない吉原の花魁「野風」の先輩にあたる花魁が梅毒になり寝たきりになっているのをペニシリンを使って助けようとします。

が、これは手遅れになって死んでしまいます。

しかし、それがペニシリンを作るきっかけになるなるのです。

ちなみに、 原作者の村上もとか先生がこの作品を書こうと思ったのは、 江戸時代の平均寿命は30代で、吉原の女郎たちはそれよりもっと早死にしていたらしいです。

原因は梅毒などの性病と、結核らしいですが、そんな彼女達も現代の医者がそこにタイムスリップすると助かったのではないかというのがこの漫画を書くきっかけだったそうです。

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「JIN」の登場人物と魅力

また、 幕末に実在する人物も沢山出てきます。

一番多く出ているのが坂本龍馬、勝海舟、 緒方洪庵です。

あと、 パート2に出てくる 佐久間象山が、子供の頃に未来の2000年代にタイムスリップしたということが描かれています。

なんともびっくりするようなことですが、瀕死の象山の首にかけてやる伸縮性の包帯の切れ端を見つけた時に、主人公は不思議に思います。

やがて、意識不明から目覚めた象山が「お前は未来から来たのだろう。 私は未来に行った。」そういうことを聞き、とても荒唐無稽でついていけないなと思いました。

佐久間象山も、治療半ばで何者かが起こした放火で命を失います。

束の間の出会いでしたが、主人公にとっては同じ体験をした人がいるということは心強かったと思います。

更に、タイムスリップしてきた時に主人公を助けた侍が、幕府の命により龍馬暗殺に京に上ります。

一番圧巻だったのは、坂本龍馬が自分を護衛していた長州の侍に殺された時に治療を施し、主人公と周りの人達の協力によって竜馬も一命を取り留めますが、傷が深いのでやっぱり亡くなってしまいます。

この坂本龍馬を演じていた、内野聖陽さんの演技が特出していて、主人公の大沢たかおを食っていたなと思います。

坂本龍馬そのままで、そこに龍馬がいるという感じでした。

当時の取材によると、内野さんは龍馬の生まれ故郷である高知県に何ヶ月か染み込んで土佐弁を習得してそこの土地の人間になりきろうとしたらしいです。

どうりで 演技が半端ないと思いました。

今まで龍馬を演じた俳優さんは数々おられて、 内野さん以前も以後もたくさんの方がおられますが、ある番組で龍馬の子孫ということが出てこられて今まで演じられたかたの中で内野聖陽さんが一番だと言われていました。

他の役者さんには申し訳ないのですが、 この役者さんはダントツだと思いました。

内野さんを主役に坂本龍馬のドラマを作って欲しいほどです。

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「JIN」で学べること

話はだいぶそれましたが、本当に龍馬が生きてきたら日本は変わっていたとよく言われますが、 JINの中でもちょっと命は 永らえましたが、やはり死んでしまいます。

大きく時代は変わらないということなんでしょうか。

それまで変えてしまうと、本当に何もかもが狂ってしまうのかもしれません。

そして大政奉還をして世の中に不満を持った武士たちが反乱を起こし新政府側と戦います。

そのあおりを受けて、主人公の助手、咲さんが鉄砲に撃たれ、 緑濃菌という菌に感染してしまいます。

その菌はペニシリンでは効かず、ホスミシンという薬がいるそうです。

仁はタイムスリップした時にホスミシンを持ってきたことを思い出します。

そしてタイムスリップした場所に行き、ホスミシンを探しに行く行きますが見つかりません。

そこで、思いが通じたのか現在に戻ります。

それと交代に、ホスミシンが江戸時代にもどり、 咲の兄がそれを拾って先に投与したところ良くなってその病気は治ったそうです。

最終話のドラマに描かれていたのですが、タイムスリップの謎は色々な層に次元が分かれていてAという私たちが知っている次元があり、主人公は B という次元の江戸時代にタイムスリップしたのではないかということでした。

戻ってきた時点で、交代に消えていった主人公は C という次元に行ったのかもということでした。

結局、 主人公は咲を助けるために、江戸時代にやってきたのかと思います。

これも、最終回の時に主人公の勤務している大学病院の研修医が話したことですが、心臓移植などをすると 前の性格が変わるそうです。

それと同じで、主人公が 坂本龍馬が殺されかけた時に龍馬の血を浴びたのと、手術中か、治療中に龍馬の血を浴びてしまったので、腫瘍が胎児様腫瘍になってしまったのではないかと言われていました。

これはバニシングツインと言って双子で生まれるべき胎児が、発育できずに母体に大体は吸収されるのが、稀に双子の片割れの中に腫瘍として残るという現象だそうです。

まれな症状ですが、主人公はもしかしたら一般的な良性腫瘍だったのかもしれませんが、龍馬の血を浴びたから次元を超えた龍馬のいしをつぐ片割れ(双子)として日本をよくしていってほしいということを作者が描きたかったのかもしれません。

この世に次元がいくつもある言うことを聞いた時、リアルタイムではすぐにはわからなかったのですが、今回、何度目かの再放送でやっと分かるようになり、妙になるほどと思ってしまいました。

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最後に

そして本当に感動的だったのは、咲さんのために現代に戻ってきた主人公が、咲さんの家を訪ねて行って、野風さんが産んだ子供を育てたということを知ります。

外国人の旦那さんも亡くなるのはちょっと強引かなとも思いましたが、そこは都合上、仕方がなかったのかも分かりません。

調べてみると、過去のネットでもそれが不思議だと言う記述が多いです。

どちらにしても、現世に戻った主人公は江戸時代の人たちの記憶からなくなっていたようです。

しかし、咲さんが育てた安寿の子孫、未来さんから主人公への手紙が待たされました。

その中には、今まで知った中で一番のラブレターと思いました。

今回、世界中がコロナで騒然としている中、再び、良い物語を見せていただいて、 希望を見いだすことができたような気がします。

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